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屋根・外壁塗装の用語

ケレンとは?外壁塗装で絶対に必要な作業

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ケレンとは

外壁塗装の見積書でも必ず確認したいのが、ケレン(下地処理)の作業項目があるかです。

外壁塗装には絶対、必須で必要なケレン作業。

一般の方には馴染みが無い業界用語となります。
初めて聞いた、という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、屋根塗り替え、外壁塗り替えには絶対に欠かせない、ケレン作業についてご紹介しています。

戸建て住宅では工事監督官も塗装業者が兼ねることが多いため、手抜きをしても分からない部分でもあります。

それゆえに、悪質な塗装業者の場合にはケレン作業を手抜きをして費用を安く見積もる、といったケースも。

ケレン作業こそ大事、と丁寧に作業をしてもらえる優良塗装業者に依頼をする必要があります。

外壁塗装の品質に大きく関係するのがケレンとなります。

ケレンとは一体何のこと?

ケレンとは、屋根塗装、外壁塗装を行う面をキレイにする作業です。

以前塗った際の塗膜、サビ、汚れなどを取り、塗装部分を均一に滑らかにすることが目的の作業工程です。

サビが残っている上に塗料を塗っても、早期にサビが再発してしまいます。

古い塗膜が残っている場合、その上から新しい塗料を塗っても密着性は弱くなります。
かさぶたの上から塗っているようなものです。

ケレン作業はこうしたサビ、古い塗膜など新しい塗料を塗るために不必要なものを取り除くためにとても重要な作業となります。

また塗料の密着性が高まるように、あえて表面を傷つける目粗しという作業を行うこともあります。

ケレンが不十分だと、外壁の塗装はどうなる?

ケレンが不十分(手抜き工事)だと先ほどもありましたがサビが再発したり、塗膜が早い時期に剥がれてきたりなどしてしまします。

せっかく高機能、高単価の良い塗料を塗ったとしても2年などすぐに剥がれてきたり、サビが出るのはイヤですよね。

そこからどんどん外壁が劣化してしまいます。

外壁塗装は30坪の2階建て戸建てで80万円~120万円といった費用相場です。

安い工事では決してありませんから、

「使用する外壁塗料の耐用年数はしっかり出て欲しい」

と施主としては思います。

できれば、耐用年数を少しでも超えて次の外壁の塗り替え時期が長くなって欲しい、とお思いの方も多いのではないでしょうか。

そのために欠かせないのがケレン作業となります。

ケレン作業の手を抜くと、どんなに高機能な塗料を外壁に塗っても勿体ない結果になってしまうといえます。

ケレンの種類

ケレンには種類があります。

どういった種類のケレン作業が行われるかは、外壁や屋根の劣化状況によります。

1種ケレンから4種ケレンまでの4種類があります。

1種ケレン

鉄部が非常に腐食している場合に取られるケレンの種類です。

サビや古い塗膜を完全に除去するためにブラスト法という特殊な工法であったり、剥離剤という特殊な薬品を用いる作業となるため一般の戸建て住宅で行う事はありません。

そこまで状態が酷い場合には、部材交換となります。

2種ケレン

サビの状況が酷い場合、ディスクサンダー、ワイヤーブラシなどの動力工具や手工具を使ってさびや汚れを除去します。

古い塗膜を全て除去します。

3種ケレン

外壁塗装をする場合、古い塗膜を全て除去しなくても良い場合があります。
しっかり密着していれば、活膜として残すことになります。

古い塗膜を全て除去する必要が無い場合、こうした活膜を残してケレン作業を行います。

ディスクサンダー、ワイヤーブラシなどの動力工具や手工具を使ってさびや汚れを除去します。

一般的な戸建て住宅では多く行われるケレン作業です。

4種ケレン

サビも特に見当たらず、全体的に劣化が少ない場合に軽く目粗しを行い、清掃するケレン作業です。

ワイヤーブラシ、サンドペーパーなどで作業が行われます。

サビが無い場合には、表面の洗浄作業だけといった場合もあります。

作業が軽くなる分だけ、外壁塗装の費用も安くなります。

ケレン作業は屋根・外壁塗装に絶対欠かせません

ケレン作業は、塗料の付着を良くするために絶対に欠かせない作業です。

この作業をしっかり行ってくれる塗装業者に依頼をすることが、外壁塗装の成功には重要です。

ケレン作業が屋根塗装・外壁塗装に絶対必要な理由

塗装業者によって、ケレン作業は「下地処理」「下地調整」と記載されています。

外壁塗装の見積書の内容を確認する際、いずれかが工程として記載ありかどうかを確認することが重要です。

ケレン作業が屋根塗装・外壁塗装に絶対必要な理由は、3つあります。

塗料の付着を良くするために、塗装面を整える

ケレン作業は、塗料の付着を良くする(塗料の密着度を高める)ために必須の作業といえます。

新たに外壁や屋根に塗料を塗るにしても、古い塗装の塗膜、サビなどが残っている上から塗料を塗ったとしても付着は悪いです。

外壁塗装に全く知識の無い方でも、それに関しては簡単にイメージができると思います。

塗料の密着度を高める(機能通りの耐用年数を引き出す)ためにもケレン作業は欠かせません。

特に鉄部のサビの取り除きが重要になります。

サビの再発を防ぎ、塗装を長持ちさせる

特に金属部分はサビが発生しています。

金属は空気や水に触れると「イオン化」という現象が発生し、サビができてしまいます。

サビを残したまま作業を進めていくと、新たに塗料を上から塗り一見綺麗になったとしても、塗料の中でもサビの進行があります。

せっかく塗料を塗って綺麗にしても、すぐにサビが発生して広がってしまいます。

保証内容に含まれていれば再工事をしてもらうことも出来ますが、また足場を組み、臭いが発生してお隣さんに挨拶に行って・・・といったことを繰り返すのは、気持ちが重たいです。

ケレン作業には、サビの再発を防ぎ塗装を長持ちさせるための効果があります。

ケレン作業を省略していないか、見積書の内容、実際の作業にも注目

ケレン作業は、言ってしまえば塗料を塗った後には「やったかやってないか分からない作業」です。

作業をした本人にしか分からない、といっても良いかもしれません。

そのため、手を抜こうと思えば抜ける部分ですし、費用を下げたり、短納期を実現するために省略される可能性のある作業工程といえます。

あまり無いとは思いますが、無理な値引き交渉をした結果、ケレン作業にしわ寄せが来る

納期を急かしたために、ケレン作業を少し省略されてしまう、といった可能性はあります。

職人さんも自分の仕事に誇りを持っている方が多いため、出来る限り綺麗に仕事を完了したいという方が多いです。

施主からの無理な値引き交渉、短納期の要求は工事の質の低下に繋がる恐れがある、ことからあまり過度に要求することは避けた方が良いといえます。

また見積書の比較をする際には、必ずケレン作業が入っているかどうかの確認は大切です。

さらに可能であれば、外壁塗装の工事中にケレン作業を行っているかどうか確認をすることもしてみてください。

工事予定表から何をやっているか分かりますし、作業の進み具合を都度説明してくれると思いますので、確認が出来るでしょう。

数年後の外壁の状態に大きな影響を持つ、ケレン作業。

地味な作業ですが、とても重要な外壁塗装の工程となります。

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