外壁塗装、必要な期間・日数が延びるケースも
天候悪化など塗装が出来ない日があることも見込んで、14日程度の工期を予定するケースが多いと思います。
しかし、それ以上に工期が必要となるケースもあります。
外壁塗装の作業が予定通りに進むには天候が大きく影響します。
雨が続いてしまうと、どうしても塗装はできませんから工期が延びてしまいます。
また冬も霜が乾いて無くなるまでは塗装を行えません。
そのため作業開始が正午近くになることもあり、日数が必要となるといえます。
外壁塗装には適した時期もありますが、どうしても雨など天候のために工期が延びることもありますから、2,3日ほど日程を多めに見ておかれると良さそうです。
ここでは、外壁塗装の日数が延びてしまうケースについてまとめています。
外壁塗装の平均日数
一般的に、外壁塗装にかかる工期の平均日数ですが戸建て(平均的な大きさである30坪2階建て)で7日~10日前後です。
また、外壁塗装に加えて屋根塗装も同時に行うことも多いですよね。
足場代も考えると、一緒に外壁も屋根も塗るか!ということも多いと思います。
足場代の費用の節約です。
その場合、10日~14日が目安となります。
詳しくは、
にて掲載をしています。
外壁塗装の日数が延びるケース
予定されていた外壁塗装の日数が延びる場合もあります。
無理に塗装を進めてもらうのは、失敗の原因になりかねません。
天気に文句を言っても仕方ありませんので、塗装が出来ないお休みです。
どういった場合に外壁塗装が出来なくなるか、また予定していた作業日程が延びてしまうかをみていきましょう。
外壁塗装が出来ない日
外壁塗装が出来なくなる大きな理由は、天候です。
塗料を塗り、しっかり乾かすことが必要なためです。
雨が降ると塗装はできない
外壁塗装は、雨が降っている日には行いません。
また、雨があがったとしても、外壁や屋根が濡れている状態では塗装は出来ません。
ほとんどの塗料は、
「気温5℃以下、湿度85%以上」
の場合には避けるようにと注意書きがメーカーの方からされています。
塗料をしっかりと乾燥させないと、施行不良で塗料が剥がれるなどの原因となるためです。
もし晴れ間が強く、状況によって乾きそうであれば午後から作業開始といったことはあるかもしれません。
業者さん次第ともいえます。
ただ、工期日程を余裕をもって見ている場合にはお休みになることも多いのではないでしょうか。
ちなみに工事開始の初日が雨、といった場合には足場の組立、高圧洗浄などは可能ですからそこまではやる、といった場合も多いかと思います。
雨でも塗装できる塗料もあり
近年、雨でも塗装が可能な塗料も開発・販売されています。
そうした塗料を選ぶ、という選択肢もありますが費用も高くなります。
ただ、そこまでして雨の日にも工事を続けて欲しいほど急ぎの外壁塗装も無いでしょう。
それぞれの塗料の耐用年数、機能をしっかり理解して、外壁塗装に使用する塗料を選ぶことが重要になります。
強風の日も塗装はできない
強風の日も基本的には外壁塗装は作業をお休みします。
風が強いと、塗料にゴミ、ホコリなどの不純物が混ざりやすくなりますし、足場も不安定で危険です。
そのため、雨の日と同様に作業はお休みとなることが多いです。
気温が高すぎる・低すぎる日も塗装できない
気温が高すぎる・低すぎる日も塗装が出来ないことがあります。
ほとんどの塗料は、
「気温5℃以下、湿度85%以上」
の場合には避けるようにと注意書きがある、ということに先ほど触れましたが気温が高すぎる場合も塗装を避けた方が良い場合もあります。
直射日光を受ける外壁面の場合、塗料の温度が高くなりすぎることでシワが生じたり、ムラが出来てしまったりします。
職人さんの方でも何らかの工夫はされるとは思いますが、どうしても難しい場合にはそこの部分の外壁塗装は待つ可能性があります。
外壁塗装で追加工事が必要となる
外壁を実際に塗る前に、下地調整の段階で追加工事が必要となる場合もあります。
劣化がひどい場合には、追加で工事が発生する場合があります。
ちなみに、追加で工事が発生した場合には費用も追加でかかることになります。
雨など天候で順延となった場合には、追加料金は発生しない業者さんがほとんどです。
途中で職人さんの人数が減る
外壁塗装の作業にあたる職人さんが多いほど、早く工事が終わります。
費用との兼ね合いもありますので、見積もりの段階で確認をすることになります。
稀にですが、作業の途中で事情があり職人さんが減る場合もあります。
その場合、代りの職人さんが補充できれば良いですが、無理なこともあるでしょう。
多少の遅れが出る可能性はあります。
外壁塗装は余裕を保ったスケジュールで依頼が大切
外壁塗装も立派な住宅工事です。
それも屋外での工事ですから、天候の状況が大きく影響します。
日程が延びるのは困るから、と天候が悪いなか無理に外壁塗装を進てもらうと失敗の原因となります。
予定通りに外壁塗装を終わらせてもらうことが出来たけれど、1年後に補修が必要・・・といったことでは困りますよね。
選ぶ外壁塗料の耐用年数分、しっかり保って欲しいですよね。
外壁塗装に使用されることが多いシリコン塗料であれば、10年以上は保って欲しいところです。
中には、高単価のフッ素塗料を選択される方もいらっしゃると思います。
であればこそ、しっかり機能が発揮されるように塗料の経験がある腕の良い職人さんに、良い状態で塗って貰うことが欠かせません。
真夏や真冬、梅雨時期や台風シーズンを外して、外壁塗装に適した時期を選んで工事をお願いする事も、とても大切になりますね。
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